非日常

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「いらっしゃいませ~♪」   違うなぁ…   先日までは確かに萌えたはずの女の子たちが、なぜか物足りない気がする。   なぜだ?   答えはわかっている。   そうだ、この子達はこれを仕事として仕方なくしてるんだ。   たった2日だが、ユイがメイドとして本気で接してくれているから、これがあまりにも不自然に感じたのだ。   ユイはメイドとして本気なんだと、この時初めて気がついた。   「ま、どうでもいいや!俺も仕事としか思ってないし。」   そんな事を考えてるうちにバイトの時間は終わっていた。   「お疲れ様で~す♪」   俺は敬子ちゃんと帰っていた。   「そういえば拓也さん?昨日メイド服の女の子を連れて歩いてませんでした?」   ギクッ!   見られてたのか!   やばい!   これ以上変なやつと思われたくないぞ。   考えるんだ俺~!
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