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「びっくりした~!」
一人湯船につかりながら少しホッとし、逆に残念な気もしていた。
しかし昨日は入ってこなかったのに、なぜ今日は入ってきたんだ?
「出たら聞いてみるか。」
そう思って、俺は風呂から上がるとすぐにユイのもとへ向かった。
「あのさユイ、さっき俺の背中流しに来たよね。」
「もしかして、ご迷惑でしたでしょうか?」
「あ、いや。むしろ嬉しかった。…じゃなくて、昨日は入ってこなかったのに、今日はなんで突然入ってきたのかなぁと思ってね。」
「いえ、本当は昨日もお流ししようと思ってたんですが、昨日は…」
そこまで言ってユイの言葉が止まった。
「昨日は?」
俺は詰め寄るように聞いた。
「あの、昨日は御主人様に裸を見られた後でしたので恥ずかしくて…」
ユイは顔を赤くしていた。
なるほどね。
確かに昨日はユイの裸を見てしまったな。
俺は思い出してニヤけていた。
「御主人様?なんだか顔がえっちぃですぅ♪」
おっと、いかんいかん!
しかし、昨日もという事は。
「もしかして、明日からも流してくれるの?」
「はい♪ご迷惑でなければ♪」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
そして俺は眠りについた。
もちろん今日も俺が床だが。
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