カウントダウン

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朝目が覚めると、昨日と同じ様にユイが朝飯を作っていた。   「やっぱり良いよなぁ。」   …と、喜んでちゃダメだな。   いつも通りみんなと弁当を買って食べるために、昼飯は作らなくていいと言わなければな。   ありがたいが、やっぱり俺だけ違うのは嫌だからな。   「あ、御主人様♪おはようございます♪」   「おはよう。ところでユイ、昼飯なんだけど…」   そこまで言うと   「今日もお作りして、鞄に入れておきましたよ♪」   ゔ…   先に言うなんてズルいじゃないか…   しかも、あんな嬉しそうに。   今日はあきらめて、また明日言うかな。   飯を食べ終わり、俺は昨日と同じ様にユイの作った弁当を持って学校へ向かった。   「行ってらっしゃいませ御主人様♪」   でも、やっぱりこのセリフはたまらないなぁ♪   俺が学校に着くなり、みんなそろって俺に声をかけてきた。   「よう。あと1週間にせまってきたなぁ…」   はて?   圭太が何を言ってるのかわからなかった。   「私ちょっと今回は心配な科目多いんだよねぇ。」   真希ちゃんの一言で思い出した。   後一週間で試験があり、それが終わると長い夏休みだ。   …って、勉強全くしてね~!   やっべ~!
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