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「ただいま。」
「お帰りなさいませ御主人様♪試験どうでしたか?」
グフッ!
い、いきなり聞かれたくない事を聞いてくるか…
はっきり言って及第点あるかどうかだが、俺は思わず見栄を貼るのだ。
「余裕♪余裕♪俺レベ~ルの人間になると、あれくらいどうってことないさぁ~☆ハハハ~!」
すると、俺の心を見透かした様にユイは言った。
「そうでしたか。残念でしたね。きっと明日は大丈夫ですよ♪」
グサッ!
「ユ、ユイさん?やっぱりピッ○ロに…」
「違いますよぉ。御主人様の顔を見たらわかりますから。」
そんなに顔に出てるのか?
俺は鏡を見てみた。
「うん。いつも通り微妙なルックスだ!」
じゃなくて、わからんよな。
「とにかく明日以降頑張るしかないか!」
俺はその日から頑張り、翌日以降はなんとか合格しそうなくらいの点はとれたはずだ。
「よっしゃ~!終わった~♪夏休みだ~☆」
意味もなく俺は無駄に叫んでみた。
さてと、そろそろ帰るかな!
そう思ったとき、圭太が俺を呼び止めた。
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