近くに
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あたしが生まれた街は、 どこまでも緑の田んぼと青い空がつづくこの片田舎。 東京よりずっと北にあって 冬には白い雪で全部が覆われる。 高層ビルなんて 夢のまた夢のような そんな場所。 「今日は追試で遅くなったのー?」 「担任のお説教。授業さぼったの見つかった。」 「ばかじゃん。」 「うるせーっつの。」 あたしは自転車が走る砂利道に揺られながら、この日常がいつまでも続くと信じていた。
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