枕返し

たかし

「その無念ってなんだよ⁉
夢鬼ならなんか分かるんじゃねぇのか？？」

「分かるわけな…」

夢鬼がそこまでいいかけた時だった

「なに話してるの⁉」

‼‼‼‼

ミキが帰ってきた。

「あっ、いや、何も…」

「また頭打った後遺症⁉
ホントはやく直さないと家に帰れないわよヽ(~～~ )ノ」

「とっ、とにかくお前は斉藤貴司になりきって無念ってやつを探すんだ💦」

こうしてオレの斉藤貴司としての生活が始まった。