ドラムイコライジング論

2/2
前へ
/12ページ
次へ
○ハット ・コンプ:際どいところです。刻みは正確なリズムは勿論、音量も一定が望ましいんですが、16で刻んでところどころアクセントをつける、みたいな奏法をした場合はメリハリを崩さないように注意。 ・EQ:クラッシュと同じです。 ・リバーブ:俺は打ち込みなので閉まってるときと開いてるときのトラックを分けられるんですが、分けられないときは、オープンが多ければちょっとかけて、クローズが多ければ少し強めにかけます。 ○スネア ・コンプ:結構かけて揃えます。スネアが音量バラバラだと変なので。 ・EQ:曲の雰囲気によるんですが、強く叩いた感じを出したければやはり2k~6k、場合によっては60~200も出しても良いかもしれません。 ・リバーブ:スネアは結構かけます。シンバルの減衰に合わせて。シンバルが結構響くのにスネアが乾いてると、音が浮きます。 ○タム ・コンプ:俺は音圧が押し寄せてくるタムが好きなんで、結構潰します。 ・EQ:曲に因りますが、ベチベチした音にしたいときは高域を強調し、ポコポコしたいなら低~中域をだしてやるようにしています。 ・リバーブ:スネアに揃えます。 ○バスドラム ・コンプ:かけます。バスドラも音圧稼ぎます。そしてこいつも音量不安定だと聞いていて気持ち悪いです。 ・EQ:叩き方にも因るんですけど、あまりにも低域が出過ぎてもこもこしている場合は60~200を削り、2k~6kを出します。逆にガチガチし過ぎた音なら60~200を強調します。 ・リバーブ:ヘビメタ系はあまりかけないかな…。ツーバスゾーンでリバーブかけるともこもこしてくる。他はちょっとくらい。 マスターでもリバーブをかけるんで、各トラックのリバーブはちょっと足りないかな?程度にします。マスターでかけると、なんていうか、一体感が出るよね。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加