第2章 “安らぎ荘”の住人

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それから、 「俺は一文字 文一(いちもんじ ぶんいち)、31歳。 レストランのコックをしてる。 零に料理の基礎を教えてやったんだけど、コイツの才能があるから、毎日の採点が今の俺の楽しみなんだ。」 と文一さんが笑顔で話した。 そして、 「ハジメまして。 ワタシは、アメリカから留学でやってキマシタ、メリッサ=キャンベルです。 ニホン語がまだウマク話せませんが、よろしくお願いシマス。」 とメリッサちゃんが拙いながらも、自己紹介をやり遂げた。
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