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私はナナ。
どこにでもいるような普通の高校2年生。
勉強は出来ないが部活だけは頑張っている。
親との約束だからだ。
朝起きて、学校行って、つまらない授業聞いて、部活して帰りは彼氏に家まで送ってもらう、毎日繰り返されていた…
その頃1つ上の先輩達は荒れていた。
その中の中心のケンさんに憧れていた。
彼氏はいたがケンさんにはまた違う感情だった。
ケンさん達が暴れるとなんだかちょっとウキウキした。
今日もなんとなく始まった学校。
つまらない授業が終わり部活に向かった。
部活もいつも通りに始まった。突然体育館の扉が開いた!
先生だと思ったが違う…憧れのケンさん達だった!
何しに来たのかと思ったらいきなりギターを弾きだし歌い出した。
「うるさいねぇ。」
友達が言う声になんとなく相槌したがケンさんの透き通る声に聞き入っていた。
その夜なんだかドキドキしてなかなか寝付けなかった。
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