出会い

6/6
前へ
/202ページ
次へ
僕は思いきって声をかけてみた。友達からイケてるって言われるぐらいは容姿に自信があったし… 「歌うまいね!YUIの曲好きなの?」 「うん、YUIの歌ってキレイでしょ、だから」 そのまま同じ路線であることも影響して、彼女と一緒に電車に乗った 電車には運よく座れた、というより唯のギターのせいで走れずギリギリ前のに乗れなかった。 唯が自分の家から数駅の西宮に住んでいると言われ、驚いた もっと驚いたのは彼女が高2だったことだ 電車のなかで名前をきいてみたら斎藤唯という名前だった さらに思いきってメアドを聞いてみた。 彼女は快く教えてくれた。 これが彼女との出会いだった。 家に戻ると母親は泣いていて、僕はすぐ謝った 父親は「俺も言い過ぎた。勉強がんばりなさい」と言って部屋を出ていった。 僕はメールを送るか迷っていると唯からメールがあった。 『今日はありがとうね~普段は月金土曜の夜に西北でやってるから見にきてね』 ってきたのでまた行くという内容のメールを送ってあまりにも眠かったので寝た 自分では、気付かなかったが、すごく疲れていたようだ。
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!

271人が本棚に入れています
本棚に追加