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さおりの悲しい日々は
そう長くなかった。
キレイでスラッとした彼女は常にモテた。
辛かったあの出来事が嘘のように輝き始めたさおり。
最近、たくさんの先輩に告られ…断る事を楽しんでいるように見えた。
ある日の夜、いつもの場所で仲間と遊んでいると…
知らない車が近づいてきた。
アタシ達の横で止まり、窓が開いた…
「こんばんは。君達は高校生かな?」
優しそうなイケメンのお兄さん二人組。
笑顔で近づいて行き、楽しそうに話しているさおり。
そのうちドライブに行こうと言う話になった…
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