《第一章》

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至極当たり前のことなのだが、ニーソとについて語るならば、他の靴下に置いても広く理解しておくべきだろうし、タイツについても同じである。 相違点だけで満足しているようではまだまだだ。 少ないながらいくつか例を出すと、スクールソックス、ルーズソックスなど、タイツにも網タイツ、全身タイツなどかな。 ……残念ながら僕はまだ全身タイツに萌えを見い出していない未熟者なのだけれど。 ところで、間違ってもタイツを靴下などと思ってる輩はいないだろうな!? タイツとは衣服だ!! 少しぐらい似ているからって、はき違えるなよ!? ……と、それについては少し置いとくにして、それらの歴史などについても細かく知る必要がある。 分岐から現代へ至るまで。 さらに現代と言っても、ファッションと言うのは常日頃から変化するもので、さらに細かく分類すべきだ。 それから―― 「……いや、マジで引く…………」 隆史の引きつった声で僕は思考を中断させ、ようやく二人へと意識を向けた。 ……この続きはまたいつかするとして、どうにも一つのことに集中し過ぎてしまうのは僕の悪い癖だ。
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