きた

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(うぁ……ゃ…だ…) 肌に触れるのがわかりました。 でも、人間じゃないんです。 見えないはずなのに… 見えるんです。 いや、……… 見てるんです。 【ジーッ…】 って 僕を見てるんです。 僕の顔と、何かの顔のようなモノの距離が無いんです。 生暖かい体温が…顔に感じました。 顔だけじゃない… 横向きの僕の体の 肩、 腕、 腰、 足、 つま先 全てにずっしり重く、生暖かいモノを感じたんです。 (重い…………) (……まだ…見てる?) 目を…開けた瞬間 【ジー…】 まだ…いや、ずっと見ていた。 目を開けたとき、 (ぃっ今の何!?!!!) 僕わ何かを見てしまいました。
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