出会い

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戸惑いもあったが嬉しさとずっと一緒にいられる安心感もあった。 この人は今までの人達とは違う、自分を大切にしてくれる、そぉ思った。 無事に親同士の挨拶も終え私達は新しい場所で一緒に暮らしはじめた。 とても平穏で暖かい毎日だった。 どこに行くにも連れていってくれた。 私もそれに応えた。 朝早い彼よりも早く起きて、朝食は食べないと言う彼の為にいつでも食べられるようにとおにぎりやサンドイッチを作ってもたせたり、料理の本を買ってきて毎日違う料理を作った。 彼の喜ぶ顔を見たかったから。
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