食堂

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そこは食堂だった。 長いテーブルの上には果物がたくさん置いてある。 ただ… 「なんだよこの広さ…」 「食堂というより…ドーム並の広さだぞ…」 「テーブルの向こうの端が見えないね…」 「とりあえず向こうまで歩いてみようか…。」 「そうだね…。」 このテーブル…何人座れるんだろ? 「ストップ!…静かに座って。」 「どうしたんスか、春猿さん?」 「あそこに完全型の不死魂がいる…。」 「え!?」 僕はテーブルから少しだけ顔をだして向こうを見た。 「…いない…ですけど?」 「…え?いるよ、一番向こうに…」 「そこでこそこそ何をしているんだ?」 「えっ!!?」 いつの間にか僕達の後ろに不死魂が立っていた!!
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