信頼と幸福と初恋と、

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「若さまぁ!!」 家に帰って怒られた。 今何時だと思ってるのかと。 一応ボク此処の主なんに正座させられて早3時間。 「堪忍してやぁ渚くん;足痛いわぁ…」 「後2時間したら正座やめて構いませんよ。今日は若の父親の命日だと言うのに!俺、尊くんに怒られたんスよ!?」 コイツは漣 渚 (サザナミ/ナギサ) Sな癖にヘタレやし臆病な男の子。 「当たり前だ。若様のサポーターは貴様だろう」 「∑ゲ!尊サッ…ゴフッ!」 名倉 尊(ナグラ/ミコト) 渚くんよりドSな男の子。渚くんと出来てる事はボクだけが知っている。(ボクとこの恋愛の決まりは同性愛でもえぇんやで♥) 「キミらがラブラブなのはわかったから、目の前でイチャイチャせんでや。こっちは正座させられて放置プレイやぞ!!?」 貴族なのにヒンがないのは多分ボクらの家だけ。 「「若様、もうそろそろ愛人を作ったらどうです?」」 「お前らに言われたないわ」 早…5時間。 要約説教が終わり、オトンの命日を祝った。 オトンは病死。34という若さでこの世を去った。 名前を漏らすなと言い残して死んでったオトン……… 名前漏らしちゃいました。 「んぁ~疲れた!足いったぁ~…」 「わかー🎵」
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