68人が本棚に入れています
本棚に追加
言い知れぬ違和感を感じた早瀬は周りを見渡した
が、目に写るのは何ら変わりない朝の景色
気のせいか
そう思った時
「なぁ、早瀬ぇ、ジュースでも買いに行かんか?」
突然話し掛けられ、一瞬反応が遅れる
「ん、あ、あぁ」
話しかけてきたのは【平井司】だ
頭はそんなによくないが、力だけは有る……所謂【脳筋】って奴だ
「どした?」
「いや、なんでもない。ジュースか、良いぜ」
平井の提案を受け、早瀬はジュースを買いに扉に手を掛けた
瞬間
早瀬は、感じた違和感がやはり気のせいでなかった事を確信した
最初のコメントを投稿しよう!