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誰にも君の その震える体を 温める事なんて できないのかもね それなら せめて僕は風になり 君に春を届けるよ 誰にも君の その零れ落ちる涙を 止める事なんて できないのかもね それなら せめて僕は風になり 君の涙を乾かすよ 誰にも君を その暗く深い闇から 救い上げる事なんて できないのかもね それなら せめて僕は風になり 遮る雲を吹き飛ばし 君に星の光を降らせる
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