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恋の炎
眼には見えない
その光は
かぼそく
弱く燃えている
風が吹けば
消えてしまいそうな
その小さな光
だから
僕の手の平で
守りたいんだ
どんなことからも
僕は
この光と君を護るよ
恋の炎
もし炎が消えてしまっても
僕等は再び火を灯すだろう
そして光は一層輝き
僕等の未来を照らすだろう
不器用に
がむしゃらに
優しく僕等は火を灯す
恋の炎
花火のような
流星のような
想いを乗せて宙を舞う
蛍のような
一瞬の美よりも
目立たなくても
夜空で光る
あの小さな星のような
永遠の光を
君と分かち合おう
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