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屋上――
黒『ふぅ…』
白『どうしたんだ?悩み事か?』
黒【オマエがいつも俺に話し掛けてくることが悩みだ】
白『ん?免許取得の問題集じゃないか。免許取りたいのか?』
黒『ああ、車じゃなくてバイクだけどな』
白『なるほどな。じゃあこのベテラン白崎が問題を出してやろう』
黒『ベテラン?』
白『ああ、かれこれ18回は試験に落ちてるよ』
黒【めちゃくちゃ不安だ…】
白『第一問!おじいさんが道の中央で渡るタイミングを見計らっています。貴方はどうすればいいですか?』
黒『バカにすんな。たしかにルール違反なジジイだが停止して渡らしてあげる』
白『ふむ。なかなか良い答えだな。でも隣の車線を走っていた車におじいさんは跳ねられました』
黒
白『惜しかったなぁ』
黒『惜しかったとかじゃねぇだろ!じゃあ進んでたら良かったのか?』
白『いや、進んでたらオマエに跳ねられてたな。まぁ、どっちにしろじいさんはそこで死ぬ運命だったのさ!ははは!』
黒【どうしてそんなに爽やかに言えるんだコイツ】
白『第2問!信号のない交差点で貴方は猛スピードで差し掛かりました。そしてトラックと激突!貴方の飛距離は?』
黒
白『やれやれ…第3問。今度は簡単だ。救急車は電話してからどれくらいで着きますか?』
黒『おお!これは知ってるぜ!約6分て書いてあったからな』
白『残念ながら救急車は事故ったので着きません』
黒
白『さて、今までのデータを基にオマエがどういう性格かわかったぞ』
黒『ほぅ。運転時の性格ってやつか。おもしれぇ』
白『まず、第1にオマエは不良だ』
黒『んなこと全校中が知ってるわ!』
白『第2に年下のくせに生意気だ』
黒『運転関係ねぇだろうが!』
白『第3にオマエもう帰れ』
黒
ドドドド…
数分後、白崎くんは黒崎くんに拳を粉砕されかけましたがクロスカウンターで逆にアゴを外したそうだ
黒白×免許:END
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