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ぐうぅぅ――と、眩暈を起こした男の腹から素直な反応が返ってきた。
男は思わず顔を赤らめる。
そういえばここ2日ほど、ろくに物を食べてなかったような気がする。
目の前の青年は屈託のない笑顔を見せた。
「なぁんだ、おなかすいてるんですか。じゃあラーメン食べてってくださいよ」
「え……」
青年は男の手を取り立ち上がらせた。
ほっそりとした印象だったが、彼の方が背が高い。180cmはあるだろうか。
「ほら、あそこにあるのが僕の店ですよ」
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