熱と罪

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誰も振り返らずに ただ真横を通り過ぎてく 時間の中で 僕は 君の熱を探していた   犯すことのない罪の中へ 君と二人 足を踏み入れた 止むことのない 愚弄の声に 嘲笑していた   ずっと呼び続けていた 君という存在 触れば壊れそうだけど もう一人じゃないってこと 教えてあげる 君のために   止まらずに行くよ 罪の賛美降り注ぐ 世界の中へと 君の手をひきながら
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