春🍀

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<すみません!!こら!!ジョン離れなさい!!!!> …天使だ。あの天使がコノ様な愚民をお救いになられに来てくださった。 <本当に!!本当にごめんなさい!!> <あ、別いいよ。>少し気取ってみた(あぁ。オレのグズ野郎…) <あの~…お怪我とかありませんか??> 本当ブスなら細木数子ばり毒舌をブチかましてやりたいトコだったが コノストライクゾーンの女の子の心配そうな顔をみると、毒舌どころか言語障害に陥りそうだった。 <な…ないだょ(あぁ…やっぱ噛んじまった)> <…プッ!!ないだょって…。>あぁ最悪だ。もぉ何もかも終わりだ……… <何ぃ~?ないだょって!!!>オレが噛んだ事で放たれた失言ゎ完璧に彼女の笑いの坪を捕らえていた。 <…ん?もしかしてコノ子さっきので笑ってる??> その瞬間さっきまでの失言ゎ,たった今を持って名言に変わった。 <大丈夫だよっすよ!!>また噛んだ振りをした。 しかしコレゎ腹黒い裏のオレが企てた計画的犯行だった。 コレまた彼女爆笑 ここまでくるとオレゎ完璧に有頂天だった。 <アッハッハッハッ!!…すみません!謝ってるのにこんなんで…> <いやぁ~全然イイよ!!> それにしてもなんて可愛い笑顔なんだ。この鬼みたいな形相の犬と天と地の差だよ。本当天使みたいだよ。 そんな事思っていたら だんだんその子の事好きなってしまった。 <本当ごめんなさい!> <いやイイよ。それよりさ…>次な瞬間自分の歴史上最高ともいえる台詞を吐いた。 <あのさ…喉渇いたしジュースでも飲まない??> とんでもない…えらい事言ってしまった。 しかし彼女ゎ迷った感じもなく普通に <はい。> やった…やったぞ…二三男!!ついに… 母ちゃんと婆ちゃんに彩られたオレの異性史に ついに一身上以外の人が表れた。 ナイス人間の摂理!!ナイスアシスト喉の渇きand馬鹿犬!! お前等の今日の活躍ゎノーベル賞物だ。 そして、何の気無しに出向いた寂れた公園で 今までの人生でもっとも素晴らしい時間が流れようとしていた…。
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