もう一人
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俺は山本翔太。高校3年で、一応中学までは野球部に入っていた。 「オーイ!翔太!!探したぞ!!」 こいつは中川隼人。俺ん家の近所でいつも野球をして遊んでいた。俺の親友で、もちろん野球部だ。 「ここにいたのか」 「あぁ」 「そっか。今日はあいつがいなくなってからちょうど3年だもんな」 俺達は本当は、もう一人、ずっと一緒に野球をしてきた仲間がいた……。
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