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途中で手土産を買い、教えられた住所に着いた。
「………」
そこある建物に二人は言葉を失っていた。
「な…、に。このどでかい建物!?ホテル!?」
二人の前にそびえ立つ、ホテルの様に巨大な建物は
紛れも無く愁が引っ越したマンションだ。
「高級マンション…」
四姫は瞬きも忘れてマンションを見つめていた。
中に入ると、やはり内装もホテル並だった。
広いエントランスにクラシック音楽が流れている。
更に、愁の部屋はこの建物の最上階にあった。
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