証拠映像は策士の手の中

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翌朝 麻緒と煌によって愁以外が起こされた。 麻「あんた達覚えてないだろうから教えてあげる」 まったくその通りで、3人は昨日の事を微塵も覚えていなかった。 それどころか、 四「ふえー…。。」 四姫は寝ぼけているし 景「つーか頭いてぇ…」 景史郎は二日酔いが酷いし 時「………ぐう」 時は寝ていた。 パシーンっ リビングに鋭い音が響いた。 時「っ!!!」 麻「寝んなっ」 麻緒の右手には丸めた雑誌。 時は瞳を潤ませながら頭を撫でた。 景「で?なんだよ?」 やっと本題に戻る。 煌「昨日愁がな、全員ここに住ましてやるって言ったんだ」 煌が昨日の事を振り返る。 四「ほんと!?やったあ!」 景「つかそれって酔ってたんだろ?」 時「そーだよ。第一愁も俺達みたいに忘れてるだろうし」 その言葉に、麻緒と煌はニヤリと笑った。 麻「ふーんじゃあ住まないんだ?」 景「は?」 麻「こんなところにビデオカメラがー☆」 !!!!!? そう、そのビデオカメラは昨日麻緒と煌によって撮影されたテープの入ったビデオカメラだ。 時「…証拠映像……!?」 麻「はーいもちろん」 その場にいた全員がニヤリと笑った。 そしておもむろに携帯を取り出し、電話し始めた……
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