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ヤツらは釣り竿を何本も持って港にやって来ました。
そしてしばらくは大人しく釣りをしていたのですがなかなか釣れないとイライラし始めました。
たまに釣れても小魚ばかり。
釣りに飽きた「ヤツら」は事もあろうに釣った小魚に針をつけたままネコ達の前に放り投げました。
なんと今度はネコを釣ろうと言うのです。
臣「みんな、ダマさるんなよ。あれは針付いとるけん食うたら大変ばい!」
羊「くわえて引っ張ったら針取れないかしら」
楓「リスクたけぇよ。」
籾「アイツ引っ掻き散らかして魚奪えばよかばい!」
ヤツらはじっとネコ達の様子を伺っています。
そして時折竿を震わせてネコ達を挑発するのです。
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