思い出に鈴

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放課後はいつも楓と一緒に帰っていたが・・・・・・・・・ 「ごめん 今日急な部活の用事が入っちゃた」 「おまえ 何部だっけ?」 「天文部 それじゃまた明日ね」 一人で帰るのは、すごく久しぶりだった。 町が賑わい人が溢れている。 夕闇の町に鈴の音が鳴り響くのが聞こえる。 リン リン リン リン その音は近づいて来る。 「何の音だ?」 その音はどんどん近づいて来て 俺の近くに来て止まる。 「やっと見つけた 私の初恋の人」 そう言った人は俺に抱きついてきた。
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