思い出と今

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――――――早くも放課後になりました 今日も一日色々あったなー。 「梨木一緒に帰ろうよ」 「いいぜ帰ろうか」 いつも通りに楓と帰る。俺の楽しみの一つだ。 「はぁー 最近数学が難しいね」 「そうか 簡単だと思うよ」 「も~梨木は理数系だからだよー私は数学苦手だから・・・・・・・・・」 「じゃあ 今度教えてやるよ」 「ほんとー」 「うん、 約束な」 楽しい時間は瞬く間に過ぎた。 楓の家に到達した。 「もうお別れだね・・・・・・・・」 「また、明日来るからさ」 「絶対来てよ」 いつも来てるのに楓は心配しょうだな。 さてと俺も家に帰るか・・・・・・ 帰る途中で通る道そこから見える大きな枯れ木・・・・・・それを見ると思い出す。 その場所に何故か久しぶりに行きたくなった。 丘を越えると見えてくる景色そこから聞こえてくる懐かしい声・・・・・・・・・・・ 夏が過ぎて会えると信じたあなたと・・・・・ 好き水面が透き通るのが君の声で 木枯らしが吹いても君はもういない 夏が終わるともういないあなたの姿 この思いも全て消えてしまった 大空の彼方へと青く蒼く
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