思い出に鈴

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そこにいたのは昔見た少女ではなく 今日学校に転校して来た美少女だった。 「はじめまして 俺同じクラスの・・・・・・」 「新井 梨木くんでしょう」 「知ってたんだ・・・・・・・・」 「一様全員の名前を覚えたつもりだから・・・ それよりここよく来るの?」 「うーん 久しぶりかなここに来るのは・・・・」 「そうなんだ・・・・・・・・・」 会話が途切れた・・・・・・すぐにとりなおす 「ここ思い出の場所なんだ・・・・・・大切な人との・・・・・・・・」 「花井さんとの・・・・・・・?」 「違うよ楓と出会う前の・・・・・・・」 その先は聞かなかった。渚も渚なりに気をきかせたんだと思う。 「じゃあ、 今日はもうお別れだね バイバイ」 「おう、また明日」 夕焼けが町中を照らしていた。
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