花火

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銀慈はすっかり良くなってた。 波さんが碧達を夜、誘い花火に連れていってくれた。 「花火かあ…」 皆ざわついている。銀慈の姿はなかった。 「銀慈…?」 探してる間に花火が打ち上げられた。 ドドン!!! 「わあ!」 皆で声を張り上げながら喜ぶ。 最後には皆で線香花火をしてたのしんだ。 銀慈がいない事に不審に思った碧は銀慈の家に行った。 銀慈がいると思われる部屋の壁に耳を傾けて聞いていた。 「━ー…そうですか」 「はい…」 何を話していたのかは分からなかった。 花火が終わり、皆が帰る頃 私は1人で花火の残骸を片付けながら銀慈の事を考えていた。
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