『親』

はじめまして

でもあなたは必死
『ハァハァハァハァ痛いあー痛😵ハァハァハァハァいったぁい😭』

僕も息が苦しくなってきたょ…

『手が痺れて気持ち悪い』
『このビニール袋を口だけかぶせて鼻からゆっくり②大きく吸って口からゆっくり息をはいてゆっくり②そうゆっくりね』と看護婦さん

『スゥハァスゥハァ』
痛みを堪え、ゆっくり呼吸するあなた

僕にも酸素が送られて楽になってきたよ 頑張って

『痛みが強くなったら、ちょっとｲｷんでみようか』

『痛い②痛みが強くなった😭』
『ﾊｲ、大きく息を吸って止めてｲｷんで』

『スゥ んー❗❗ウーーーーン(>_<)❗❗』

『まだまだまだグゥーっとｲｷんで』

『ンーー(>_<)❗❗』

少しずつ広くなった。僕も下りてるよ

『もぉダメー😭痛い②イタァ😭イタァイ😭😭』

『赤ちゃんも頑張ってるからお母さんも頑張らないと❗❗』

『あーん(>_<)イタァイ』

ﾎﾗ、もう出口が少し明るくなってきたよ

『まだｲｷんじゃダメよ。今から分娩室に行きますよ』

『台に上がるよ。ﾖｲｼｮ❗足固定するからね』
『イタァイ😭❗』
『深呼吸してｲｷんで』
『スゥー ウーン(>_<)』

僕もｸﾞｲｸﾞｲ下りる
『もぅ頭見えてるよ。最後の力振り絞ｯてｲｷんで❗』
『ウーン❗❗❗❗』

僕も振り絞り一気に外へ❗
『ﾊｲ頭出た。力抜く❗フゥーフゥー』と看護婦さん

『フゥーフゥー…』

うわっ眩しい😱😱😱
オギャーオギャー
僕は叫ぶ❗❗

はじめまして お母さん