序章【プロローグ】

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- 朝目覚める度に早く1日が終わればいいと思うんだ。 何で毎日苦労して、金を稼いで、食事をして、水を飲んで、生き続けなきゃならないんだろう。 死ぬ事が出来たらどんなに楽か。 楽しい事があるから、夢があるから、親、友達が悲しむから。 死んだら自分では何も分からないのに、誰かの為に死んで感謝されればそれでいいのかな。 そんな訳ないょね。 人間は『愛』の為ならいつでも死ねるんだよ。 死んだら自分では感じる事も感謝されてる事も分からないのに。 人間の生き方とはなんて儚いものだろう。 そんな、人間の『愛』について僕はもっと知らなければならない。-
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