恋文

嬉しかったこと…

馬鹿にされ
ののしられ
嫌われて
ひとりぼっち

このくらいじゃ
決して泣かない僕だけど
こんな僕に
手を差し伸べてくれた

そんなあなたの優しさが
嬉しかったから
嬉しすぎたから
つい涙が止まらなくなった

それはまるで
真冬に咲く花のように
寒さにも負けない暖かさだった