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「またいつか。」
そんな彼の言葉を聞かなくてもすんだかもしれない。
あの日々が…あの花さえ無くならなければ……
その言葉が…あなたが…最後にならなかったかもしれない。
最後のあなたの表情は暗く悲しいものだった気がした。
彼の手が顔をおおい見えなかったのはそのせい…?
真っ赤な真っ赤な花達はいつの間にかどこかに消え、あなたとの記憶も思い出す事はもう…
ない。
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