僕の手

Ⅲ

茅「え～。新田先生が急用で、後は自習～。」

クラスの奴等、本気で課題ノートをまとめとった。

茅島先生が出て行った時、蓬田と茅島先生との、目が合ったみたいやった。

俺は、蓬田の椅子を軽く蹴る。
そしたら、蓬田が俺の足に自分の足をぶつけて『ん～??』って返事した。

俺は、蓬田の邪魔をする様に、蓬田の足に自分の足を何度もぶつける。

何回目かで、蓬田が笑いながら『何や～??』って、振り向いた。

お「暇。」

あ『課題ノートは??』

お「忘れたvv」

満面の笑みで言うと、蓬田は苦笑した。

あ『ほな、相手したる。』