ダメ男ダメ女

①

それから何日かして俺はあの人に会いたくなってティッシュをいっぱい持って行った。

インターフォンを押すとすぐに心臓が早くなるのが分かった。

｢はい⁉どちら様⁉｣

｢あっ!ＯＸ新聞ですが今日は前の契約サービスでティッシュを沢山持ってきました!!｣

｢ちょいと待ってね😁｣

玄関が開く。

顔を見た瞬間更に鼓動が早くなった。

｢アッ!コノマエハドウモ｣
(おい!なにｶﾀｺﾄの日本語使ってんだよ💦)

｢新聞屋さんカワイイね❤アッ!コノマエハドウモって緊張してんの😁⁉｣

(あぁヤベーよ。ドンハマりだよ。この顔。仕草。ヤベー。惚れちゃってんじゃん俺。)

｢軽く緊張してます💦けど自分が契約したお客さんとは仲良くしたくて‼いろんな世間話の相手になって下さい‼‼｣

(自然だ‼実に自然に言えたぞ👍)

｢良いよ😁私も暇だし⤴んじゃ約束✌タメ語使って😜｣

｢あっ💦分かりました‼…分かった…よ⁉｣

｢マジウケるね😁⤴｣

こうして俺はこの人と仲良くなった。