夜中とビール

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ビールといっても発泡酒なのだが、村上春樹を気取ってみては昼からでもビールを飲む。 それにしても、かれは仕事をしているのに僕ときたら贅沢にも酒を浴びているのだ。 僕は膝を曲げずに歩こうとしたり、上を向いて歩いてるだけで一日が終わり。 人恋しくなれば飲んでみるのさ。 だからといって、旅先のビールがうまいとか、仕事終わりのほうがうまいとか言うのは気がひけるし。 缶ビールの最後が鉄の味なのとにてるように、人類の最期はアルミ缶で閉じられてしまうのだ…
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