12402人が本棚に入れています
本棚に追加
｢きゃー!もう絶対間に合わないよー！｣
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀと道路を走る
空は雲一つない快晴だ
なのに･･･
なんで私は寝坊しちゃったのよー!
いつもだったらゆっくり空を見上げながら雲の動きをみたり･･･
散歩しているお婆ちゃんにあいさつしたり
それが日課だったのにぃー！
きっとお婆ちゃんも心配したよね･･!
じゃなくて･･･
｢もう間に合わないよー!｣
半泣きで走り続ける
息もだいぶあがってきた
まだ学校は見えない
この曲がり角をまがれば･･･
私は勢いよく曲がり角を曲がった
この時は学校に間に合う事で頭がいっぱいで
曲がり角にまさか人がいるなんて思ってなかった･･
もし立ち止まったり
まっすぐ行ったら私は平凡な毎日を過ごしてたのかな･･･?
この時
曲がらなきゃよかったなんて
後から思っても
もう遅いんだ･･
.
最初のコメントを投稿しよう！