それぞれの気持ち

17/26
前へ
/440ページ
次へ
「つーか・・お前何やってる訳?」 急に張り詰めた空気が流れる ふと周りを見ると さっきまで居た男の人達は全員床に倒れていた たぶん桂先輩がやったと思う ・・・・いつの間にやったんだろ 「何って・・桂が」 「俺が、なに?」 桂先輩に鋭く睨まれ 優子先輩は何も言わず唇を噛んだ そんな優子先輩を見て ───ダンッッ 「っ桂先輩!!」 殴るように床に叩きつけた桂先輩 いつもの桂先輩じゃない まるで違う人みたいに怖い・・・ 「会社も潰して可哀想だから命は残してやったけど」 「・・っう」 そう言って 桂先輩は優子先輩の首をしめる 「殺してほしいなら殺してやるよ」 グッと親指に力を入れる先輩 「桂先輩っ!!やめ・・・やめて下さい!!」 「うっせぇ」 「っ・・・先輩!!」 冷たく 私の目の前に居る人は 誰・・・・・・? .
/440ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12402人が本棚に入れています
本棚に追加