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───ガラッ
「・・・・先生・・居ないみたいですね」
中に入って私は消毒液を探す
桂先輩はため息をつきながらベッドに座った
んー・・・と、あった・・・!
消毒液を見つけ手にとり
先輩のほうへ行こうとした時
───グイ・・
いきなり引っ張られたかと思ったら
ドサッ・・・
「きゃ・・っ」
そのままベッドに倒された
え・・・・っ
目の前には桂先輩
下には私
・・・・・・押し倒された??
「やっと二人になれたし」
「っ・・・先輩・・・怪我を」
「んなもん後で良いんだよ」
そう言って私を真剣に見る先輩
ドキドキと胸が鳴る
ていうか・・こんなに近いの久しぶりだから緊張する
でも私きっと一人でドキドキしてるんだよね
「・・・・どうした?」
「・・・いえ・・何でもないです」
無理やり笑顔をつくり桂先輩に言う
なぜか眉をしかめて
「・・・ひゃ・・」
私の頬を思い切りつねった
い・・・痛い~!!
「ちゃんと言えよ」
「・・・・・いやです」
「は?」
更に眉をしかめる先輩
だって・・・・恥ずかしいもん
ていうか
何で私倒されてるんだろ・・
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