10人が本棚に入れています
本棚に追加
小鳥はさえずる
まるで、空の祝福を受けるように
木々はざわめく
それは、風の存在を優しくするように
まばらに建った家々は
自然との調和を望むかのよう
「綺麗だなあ」
そんな景色を一望出来る丘には立っていた。
彼の目には美しい世界への敬服と、羨望が映っていた
「綺麗だ…」
彼は飽くことなく、そこに立っていた
まるで、他に行く場所は無いかの様に
「で」
美しい大地を前に彼は言う
「ここ、何処よ?」
最初のコメントを投稿しよう!