え、チュートリアルとか無いの?

6/6
前へ
/12ページ
次へ
「分かった。どうすればいいんだ?」     『お、ノリいいね。えっと、あんたに作って欲しいのはこれ』     紫苑の前に一冊の真っ白な本が現れた     「…浮いとる」     『ファンタジーにはお馴染みだろ?』     紫苑が本を手にとると、タイトルが現れた       【魔術】       「ま…じゅつ?」     『これもお馴染みだよね。』     まあ、わからなくはない     『じゃ、頼んだよ』     って、     「ちょっと待てや!」     『…なに?』   「なに?…じゃなくて、使い方は?」     『あー…めんどいから自分で見つけて』       横暴その3     『じゃ、たまには来るから。』     「だから、待てや」     『あと、この辺はマジで凍死すると思うから、あの村にいってみれば?』     「だから待てって!」         ピッ、 へんじがないただのそらのようだ     「…どうしろと?」     よく考えれば、         状況は大して変わっていなかった
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加