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「分かった。どうすればいいんだ?」
『お、ノリいいね。えっと、あんたに作って欲しいのはこれ』
紫苑の前に一冊の真っ白な本が現れた
「…浮いとる」
『ファンタジーにはお馴染みだろ?』
紫苑が本を手にとると、タイトルが現れた
【魔術】
「ま…じゅつ?」
『これもお馴染みだよね。』
まあ、わからなくはない
『じゃ、頼んだよ』
って、
「ちょっと待てや!」
『…なに?』
「なに?…じゃなくて、使い方は?」
『あー…めんどいから自分で見つけて』
横暴その3
『じゃ、たまには来るから。』
「だから、待てや」
『あと、この辺はマジで凍死すると思うから、あの村にいってみれば?』
「だから待てって!」
ピッ、
へんじがないただのそらのようだ
「…どうしろと?」
よく考えれば、
状況は大して変わっていなかった
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