彼女

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僕の会社の近くに小さな花屋がある そこには髪の長い 細身な品の良いキレイな女性が働いていた 歳は30歳前後くらぃだろうか 僕より落ち着いていて少し歳上に見える 左目元の泣きホクロが印象的だった 「おはようございます」 運がいぃと朝彼女と挨拶ができる 「あ、おはようございます いってらっしゃい」 とにっこり微笑んでくれる 今日はいぃ日だ 朝から顔が見れた 僕は 彼女に挨拶するために毎朝少し遠周りして会社へ向かう 一度客として来店して以来挨拶はできるようになった けれど 毎回挨拶程度 僕はいつの間にか彼女に惹かれるようになっていた
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