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腕時計を見ると、そこには小さな画面に義二が映っており、喋っていた。
「やっと気付いたか。では色々話すから走りなが聞いてくれ。」
「あ!は、はい!」
そして亜喜良たちは腕にはめた時計の画面を見つつ、再び走り始めた。
「まずはこの時計についてだ。搭載されている機能は時間と無線は勿論、マップ、発信器、カプセル転送、インターネットなど一通り備えてある。それぞれの機能を使う時は使いたい機能をその腕時計にむかって喋るだけじゃ。あと「タッチパネル切り替え」でタッチ式になる!…しかし今はまだ不完全で、カプセル転送とインターネットは使えない。すまない。」
「い、いえいえ!それだけで十分ですよ!」
そう言う亜喜良の顔をは驚いていた。
「あっ!それと「アイテムをくれ」と言ってみるんじゃ!」
亜喜良たちは義二の言うとおりにした。
『アイテムをくれ!!』
すると腕時計の画面が開くと中は小さなBOXになっており、小さなカプセル薬のような赤いカプセル一つ、黄色が一つ、青が三つの合わせて五つ入っていた。
「これは?」
亜喜良たちはそのカプセルがなんなのかまったく検討がつかなかった。
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