侵略

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「まぁそう焦るでない。マオウたちはまだ大した攻撃をしてはこない。」 義二は何か知っているような顔で言った。 「で、でも…!」 龍人が襲われた事もあり亜喜良は焦っていた。 「大丈夫だからそう焦るな。」 「わ、わかりました。」 亜喜良は義二の言葉で少し落ち着きを取り戻した。 そして義二は、亜喜良が落ち着いた様子を見て話を始めることにした。 「よし。…じゃあまずこれを見てくれ。」 義二がそう言うと亜喜良たちと義二の間の所に大きな東京全体の立体地図が写し出された。 「これわ東京の…?」 亜喜良はポツリと義二に問いかけた。 「そう、東京の全体地図だ。そしてこれが問題の点だ。」 義二がそう言うと、東京の地面の下の一部がアップで写し出された。 そしてそこには大きな球体が埋まっているのが見えた。
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