人格障害

1/15
31人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ

人格障害

人格障害 (じんかくしょうがい) とは、精神医学におけるPersonality disorder (パーソナリティ・ディスオーダー) に対する訳語であり、「病的な個性」、あるいは、「自我の形成不全」 ともいえる状態を指す。従来の人格異常や精神病質の後身にあたる概念で、性格障害と呼ばれることもある。人格障害は否定的なニュアンスが強い事から、近年はパーソナリティ障害と呼ばれる事も多い。精神障害の一態に含まれるが、その他の精神障害と比べて慢性的であり全体としての症状が長期に渡り変化しないことに特徴付けられる。 自我の形成期における家庭内環境など様々な外的要因が、生まれ持った気質と相俟って一般には思春期以降に表面化する。またこれを“障害”と位置づけるのに批判的な立場もある。そもそも人格に対して“科学的”という名の下に障害と健常を論じるのは適切なのかということである。 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』人格障害より 関連事項:スティグマ
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!