人格障害

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「そうか、存在するのか。では、いつからいつまで、どこからどこまで、お前は何をした」 「そう、あれはあのとき俺が・・・。俺は暴れた。あの時、俺はなぜあんな仕事を、俺の夢はな、ミュージシャンなんだぜ。いいか、今度あんな真似しやがったら、ぜってぇ~許さねぇからなっ。お前をぶっ殺っ・・・うっ」 囚人は言いかけていた途中で、どこか別の場所で鞭の音がし、誰かの叫び声が響き渡った。 囚人の意識は突然消えてなくなった。
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