プロローグ

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何事もいきなり起こるものである。 「……ドーン!!!!!!!!!!」 「!?!?」 なにも理解する間もなく地面に叩き付けられた。 「いって~~……」 「すみません!!!大丈夫ですか??」 声が飛んできた、聞いたかぎりは女の子だろう。 「何処見てんだょ……!」 とちょっと強く言いはなった。 「ごめんなさい…時間がなくて急いでたものですから……。」 ここでようやく彼女の顔を見た。 《可愛いじゃねぇかょ!!!》 と心の中で叫んだ。 身長は150㌢くらいだろうか、顔はちょっと幼さが残るが可愛い!!(ロリフェイスかな)髪型はポニーテール、服装は……どこかの学校の学生服だろうか?? ちょっとアマロリな感じのする制服である。 「ごめんごめん!!こっちこそよそ見してて……大丈夫怪我ない??」 と尻餅の着いたままの女の子に手を差し伸べた。 「ありがとうございます!!大丈夫です♪そちらこそ大丈夫ですか??」 と申し訳なさそうに顔を覗き込んだ。 「俺の事大丈夫だょ♪生まれつき頑丈だからさ♪」 と笑いを込めて言った。 「良かったぁ……スゴく飛んだからスゴく心配で……」 今にも泣き出しそうな顔で呟いた………。
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