死体

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光夜が叫んでからしばらく経ち、あたしの家は沈黙が続いた あたしは玄関に立ったまま扉を見てた       ピンポ-ン 誰?やっぱり慎二と光夜かな? 「咲?俺だよ?雪村」 雪村?今日はバスケ部がたくさん来るのね 「待って、今開ける」 安心しきって扉を開けてしまった 光夜の言った事を忘れて… 「ただいま♪咲先輩」 「…ぇ…景斗…?」 扉の前には笑顔の景斗が居た 嬉しくて景斗の足元なんか全然見てなかった (なーんだ!皆してあたしにドッキリ仕掛けてたんだ!) 景斗が生きてる事が嬉しくって、あたしは校長までもが景斗は死んだと言っていたのを忘れていた
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